こんにちは。オガサワラです。
『結城友奈は勇者である』2期が始まる前に1期を視聴しましたので感想など。
ちなみに『結城友奈は勇者である』2017年、3月18日より劇場版が放映されます。
劇場場は全3部作とのことで、
1章「ともだち」が3月18日
2章「たましい」が4月15日
3章「やくそく」が7月8日
そして10月より2期がスタート。
そんなこんなで、例によってネタバレもありますので気にされる方はご注意ください。
あらすじ - 概要
時は神世紀300年の四国。結城友奈は讃州中学校に通う中学2年生。自らが所属する部活の「勇者部」で、大親友の東郷美森、勇者部部長の犬吠埼風、風の妹の犬吠埼樹の4人で人々の役に立つため、さまざまな活動に励む毎日を送っていた。しかしそんな平穏な日常は、端末から突如発せられたアラームとともに終わりを告げる。神樹が作る結界「樹海」の中で、風から勇者部設立の真実と神樹に迫る危機を聞いた友奈たちは、神樹を、そして人類を守るため、神樹の勇者として未知なる敵バーテックスに立ち向かう。
引用:Wikipedia
通称『ゆゆゆ』の愛称で親しまれている『結城友奈は勇者である』。
かなり過酷な物語ということで有名な作品。
前半は比較的ほのぼのしているのですが、物語が進むほど、救いのない話になっていきます。
設定が中々複雑なのでざっくり解説
この『結城友奈は勇者である』設定が割と複雑です。
ざっくり説明すると、まず神世紀というのは神樹が死のウィルスから四国を守る結界(四国を囲む壁)を作り出したところから始まったとされており、世界は、その神樹の加護で成り立っています。
故に、神世紀に置いて神樹は人々に崇拝される絶対的な存在でもあります。
そして作中の勇者の存在についてですが、バーテックスという謎の敵から神樹を守るというのが勇者のお役目です。
そして勇者は誰でもなれるわけではなく適正があるのですが、主人公たちの所属する部活「勇者部」は勇者の適正のあるものだけを集めた部でした。
主人公はそのことは知らずに入部、でいざ戦うことになってから真実が明かされます。
さらに世界の成り立ち、どうしてバーテックスは神樹を攻撃してくるのか、また神樹の正体などは物語の後半で明らかになります。
ここからはただの感想 - ネタバレ注意
救いのない残酷は話だとは聞いていましたが、本当に救いのない話。
救いがあるとしたら主人公の結城友奈がガチ勇者という点。
壮絶にネタバレをすると…
壁の外の世界が既に滅んでいる
敵であるバーテックスの戦力は無数だった
勇者とは自身を神樹への供物にすることで人智を超えた力を発揮できる存在
神樹の供物となるのは自身の視覚や聴覚、味覚、声、四肢が動かなくなるなど、ランダムで何かしらを欠損する
つまり勇者とは端的に表現するならまさに神樹の供物。
とまあ、いろいろ明らかになったりしていく中で登場人物達のメンタルが当然、ボコボコにされます。
そんな中で決して心が折れない主人公、結城友奈の強さ…、これはガチで勇者ですわ、としか言いようがない。
特に事実を知り暴走する勇者部の面々、犬吠埼 風を止めた時。
東郷 美森をグーパンで顔面を打ち抜いた時は、なんていうか、もう、男前でした。
最後の最後は割とご都合主義的な展開なのですが…、それこそもう許してあげてほしいというところで、そんな展開になるものですから、視聴者側としては爽やかな気持ちになれる(根本的な問題は何も解決していないのですが)最終回でした。
根本的な問題に関しては2期の後半で何かしらの解決をみせてくれることに期待です。
まとめ
というわけで今回は『結城友奈は勇者である』の感想記事でした。
10月にスタートする『結城友奈は勇者である』2期を楽しみにしつつ他の鬱展開作品もいろいろ漁ってみたいと思います。
おすすめなどあれば気軽にコメント頂けると嬉しいです。