おはようございます。オガサワラです。
『山田孝之のカンヌ映画祭』明日が第3話なので第2話「山田孝之、カンヌを学ぶ」をみた所感などを今の内に。
ちなみに第1話の感想はこちら。
例によって、ネタバレも含みますので気になる方はブラウザバック推奨です。
1話目で明かされた主演と題材だが…
1話目で明かされた主演と題材。
芦田愛菜の主演で大量殺人鬼エドケンパーを題材にした映画を撮りたい。
ランドセルをしょった少女に大量殺人鬼を演じさせようというのですから…、かなりぶっ飛んでる。
本当にどこまで本気なんだろう?
と視聴していて不安にさせられるこの感覚は正に『山田孝之の東京都北区赤羽』以来の感覚です。
あーー、これやこの感覚!
と思いながらも2話目で少し雰囲気が変わってきた様子。
というのも第2話の「山田孝之、カンヌを学ぶ」の出演者がガチでした。
山下監督の「僕の映画に足りないものは?」という問いには緊張感があったし…天願大介さんの日本映画への言及にもインパクトがありました。
詳しいことはこちらの記事を参照してください。
とにもかくにも、どんなものが出来上がるのだろうとワクワクさせられています。
酷いものなのかもしれない…、それこそ《赤羽》での「サイコロマン」のような…。
とはいえ、思考の原型のように整理整頓されていないパワフルなものというのは「サイコロマン」のような毒を持っているのかもしれない。
理解させる気がないというほど、視聴者を突き放した作品の方が受ける可能性はあるわけですし…、3話目ではいよいよ映画のパイロット版がみられるということで今から夜が楽しみです。
芦田愛菜ちゃんが良い
最初はキャスト大丈夫かなと思ったのですが…、芦田愛菜ちゃんの存在が毒を打ち消しているように感じる。
2話の最後の山田さん、山下監督、愛菜ちゃんの3人でうな重を食べるところ…、何気ない会話なんだけど…、愛菜ちゃんのうなぎよりタレのかかったごはんが好きだという趣旨の発言のあとの「いります?」、からの山下監督の「じゃあ貰おうかな」。
こういうの拾っていくセンス好きだな~と思いつつも。
まあこれこそが天願大介さんが言及されていた日本映画業界がセンス合戦になっているという問題そのものなのだろう…、なんて考え深い気持ちになりました。
まとめ
『山田孝之のカンヌ映画祭』のことを毎週記事にするかどうか…今のところぜんぜん決めていませんが、可能な限りは感想記事をアップしていきたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。