2017年も張り切ってブログを更新していきます。オガサワラです。
今回は漫画『ULTRAMAN』を読んだので所感など。
ネタバレも含みますので気になる方はブラウザバックで。
物語は初代『ウルトラマン』より数十年後の世界
まず、漫画『ULTRAMAN』の舞台設定は初代『ウルトラマン』より数十年後の世界ということになっており、主人公は初代『ウルトラマン』の息子です。
ウルトラマンが地球を守った後の話ということで、物語の冒頭は平和な地球が描かれます。
ちなみに平和な地球という設定は従来の特撮版ウルトラマンシリーズとは異なっており漫画『ULTRAMAN』は、従来のウルトラマンシリーズとは全く別のパラレルワールドものです。
話を戻します。
漫画『ULTRAMAN』で描かれるウルトラマンに守られたあとの平和な地球ですが、そこはバトル漫画です。なにやら不穏な空気が漂います。
案の定、息子はなにやら因縁めいた敵に襲撃されるのですが、そこに表れたのは、ウルトラマンスーツを着た父。
そして自分が初代『ウルトラマン』であったことを息子に衝撃のカミングアウトをし、その息子である主人公も戦いの渦へと巻きこまれてゆきます。
ちなみにウルトラマンスーツというのは科学特捜隊の開発したパワードアーマーみたいなスーツで本作のウルトラマンは基本的に巨大化などはせずに、そのウルトラマンスーツを装着して戦うことになります。
では、主人公がウルトラマンの遺伝子を引き継いでいるというのはいったいどういうことなのか、という部分ですが、
作中ではウルトラ因子と呼ばれるいわゆるウルトラマンの遺伝子的なものが存在しており…、主人公はそのウルトラ因子を持つ特別な存在。
そしてそのウルトラ因子の影響により常人より遥かに高い身体能力を発揮できるという設定になっています。
主人公は序盤こそただ頑丈なだけの人なのですが、物語が進むに連れどんどん人間離れしていきます。
ストーリーも単純なバトルものというわけではなく、伏線が至るところに張り巡らされており、どんな風な結末を迎えるのか気になるところです。
ULTRAMANのデザインがかっこいい

かなり今風にアレンジされています。
あと、ULTRAMANはウルトラマンスーツというパワードスーツっぽいものなのでメカメカしいです。
なんとなくダークヒーローっぽい感じもしてなかなかかっこいいデザインではないかと思います。
ウルトラマンだけではなく、セブンやエース、タロウ、さらに往年の敵怪獣も登場するので、ウルトラマン好きには堪らないのではないでしょうか。
とはいえ、僕は初代『ウルトラマン』のことをほとんど知らずに楽しく読めているので初代『ウルトラマン』のことを知らなくても安心です。
まとめ
特撮が原作の漫画といえば『仮面ライダーSPIRITS』なども有名ですが、こちらも往年の仮面ライダー達が現代風にかっこよくアレンジされていて、特撮を漫画でというのもなかなか良いものだなと思わされます。
最後まで読んで頂きありがとうございました。