こんばんは。オガサワラです。
漫画『戦闘破壊学園 ダンゲロス』を読んだので感想を書きたいと思います。
できる限りネタバレしないように書いていますが、気にされる方はご注意ください。
漫画『戦闘破壊学園 ダンゲロス』を読むか迷っている人へ

【出典:戦闘破壊学園 ダンゲロス 1巻より】
漫画『戦闘破壊学園 ダンゲロス』は、いわゆる異能バトルものです。
ただし、ありきたりな異能バトルものとは違いある程度の覚悟をもって読む必要があります。
というのも能力がとにかく汚いです。下ネタに耐性がある人じゃないと読むのがきついんじゃないかと思います。
あと、登場人物が多いのですが、容赦なく死にます。
これが異能バトルの面白いところですが、どれだけ強スキルを持っていても能力の相性次第で、あっさり殺されてしまいます。
なのでグロ下ネタ耐性がある人以外は読まないことをおすすめします。
漫画『戦闘破壊学園 ダンゲロス』の世界では異能力者として覚醒した者は魔人と呼ばれ恐れられています。
そして、魔人は遺伝的な特質という訳でもなく誰でも異能が目覚める可能性があります。
なんせ魔人の力の根元は妄想であり、その妄想を確かな認識として他者に伝播させることで異能を具現しているからです。
なんだかシュレティンガーの猫みたいですね。
他にも量子物理学に置ける有名な比喩を引用すると、月があるのはみんなが月を認識しているからであり、全世界中の人間が月をないものだと認識したら月は消えてしまいます。いったいどういうことだってばよと思われるかと思いますが僕にもいまいち理屈は分かりません。気になる方は量子物理学の勉強してみて下さい。
閑話休題。
とにかく、魔人の力の根元は妄想であり、故に能力の発現期は思春期に多く、さらに能力自体も攻撃的なものや性的なものが多いと、下品な能力が多いことに理由付けされています。
そんな魔人達の巣窟である戦闘破壊学園での委員会と番長グループの血で血を洗う総力戦を描いたのが漫画漫画『戦闘破壊学園 ダンゲロス』です。
甲賀忍法帳やバジリスクの舞台を現代にして、さらに下品にした感じの漫画ですね。あと、最終的にはメタい話にもなってきます。
登場する異能をちょっとだけ紹介
あんまり紹介しているとネタバレになっちゃうので作品の登場する異能を少しだけ紹介します。
魔人:友釣 香魚(ともづり あゆ) / 能力名:災玉(サイタマ)

【出典:戦闘破壊学園 ダンゲロス 1巻より】
災玉(サイタマ)は、男にだけ感染する致死性ウイルスを創造する能力で女に対しては無力だけど、男に対しては無双できる恐ろしい能力です。
魔人:怨み崎 Death子(うらみざき ですこ) / 能力名:自殺サブリミナル

【出典:戦闘破壊学園 ダンゲロス 2巻より】
惚れた男に「捨てられた」とDeath子が認識すると自動発動し自傷・自殺行為へと対象を誘導する能力。
夢見崎 アルパ(ゆめみざき あるぱ) / 能力名:キミとボクの二人の世界

【出典:戦闘破壊学園 ダンゲロス 3巻より】
惚れた相手が魔人であった場合、相手の能力の対象を永続的に自分だけに限定する能力。
魔人:フジオカ(ふじおか) / 能力名:バザーボム

【出典:戦闘破壊学園 ダンゲロス 4巻より】
仕掛けた爆発物に対して「人の理性のタガを緩める力」を付与する能力。押すと爆発すると分かっているボタンをどうしても押しちゃうという恐ろしい能力ですね。どうでもいいですけど、どう見ても高校生にはみえません。
魔人:静かなる駒沢(しずかなる こまざわ) / 能力名:I.Z.K(いつからいたのぜんぜん気付かなかった)

【出典:戦闘破壊学園 ダンゲロス 2巻より】
可能な限り存在を薄くするといういわゆるステルス能力。
とまあ、こんな感じにぶっ飛んだ能力が次々と登場します。どんな状況で使えるんだこれって能力から明らかにチートだろっていう規格外の能力まで多種多様です。
まとめ
というわけで今回は漫画『戦闘破壊学園 ダンゲロス』について記事にしてみました。
この作品に少しでも興味を持って頂けると幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。