こんばんは。オガサワラです。
最近Amazonプライムビデオに追加されてテンションのあがった作品のひとつアニメ『スクライド』。
見返していて『スクライド』熱がぐんぐんと高まってきているので記事として吐き出します。
物語のあらすじ
近未来の神奈川県で原因不明の高エネルギーが発生し、その影響で神奈川に《ロストグラウンド》とかいう大地が誕生。
この影響により日本の経済は麻痺。
国はじつに5年もの間、この《ロストグラウンド》を放置していました。
この5年という歳月は二層社会を形成するには十分な時間でした。
市街の住人は崩壊地区の住人のことを《インナー》と呼び、市街の住人は崩壊地区の住人の間には埋めようのない溝があいてしまっていたのです。
さらに、その溝をさらに広げるように《ロストグラウンド》の新生児の約数パーセントに特殊能力が備わっていることが分かります。
自身の精神力により周囲の物質を原子レベルで分解し個人の特性を反映した特殊能力形態に再構築することができるこの能力を精神感応性物質変換能力、《アルター能力》と呼び、能力を保持しているもののことを《アルター能力》と呼ぶようになりました。
さて、問題はこの能力がとても強力であったことです。
《ロストグラウンド》の新生児達が成長すると当然のようにある社会問題が起きます。
《アルター能力》を悪用した犯罪が横行します。
武装警察機関《HOLD》ではアルター犯罪者には歯がたたず、国としてこのような事態は放置しておくことなどできる筈もなく、《HOLD》にアルター能力者による部隊《HOLY》を設立します。
まさに虎穴に入らずんば虎子を得ず、《HOLY》の隊員は金で雇われていたり志があり隊に所属しているもの、と動機はさまざまですが…、みな強力なアルター能力の保持者です。
こうして《HOLY》に所属していないアルター能力者のことを《ネイティブアルター》と呼び、取り締まり対象としたわけです。
さて、長くなりましたが、この物語はネイティブアルターであるカズマと《HOLY》のA級隊員である劉鳳(りゅうほう)の…
ただの喧嘩です。
ここまで大仰に説明した前置きやら事情はぜんぶすっとばして、
ただの《男と男の喧嘩》なのです。
熱量がはんぱない。
アルター能力がとにかくかっこいいのですよ
アルター能力は、
融合装着型
自立稼動型
具現型
アクセス型
という風に大別されるのですが…、特徴はだいたい字面でイメージできる通りです。
融合装着型の場合は自身の体の一部を分解再構築して形状変化させる能力。
自立稼動型は、まあいうなれば…、ジョジョの奇妙な冒険のスタンドみたいなもので、能力者と離れて自立稼動させられるタイプのアルター能力です。
具現型は、ハンター×ハンターの具現化系の能力を思い浮かべて貰うとイメージが近いと思います。
アクセス型は、対象の精神にハックすることができる能力です。
さて、主人公のカズマは融合装着型に分類される能力でアルター能力名を《シェルブリット》というのですが…、これがクソほどかっこいいです。
きっと僕と同じ中二脳の人なら共感して頂けるかと。
衝撃のファースト・ブリット
撃滅のセカンド・ブリット
抹殺のラスト・ブリット
これらが主人公カズマの技なのですが…、聡明な方ならお気付きかもしれません。
カズマの技は、
3発ぶん殴るだけです。
しかも1度のアルター能力発動で3発しか打てないという制限つき。
なんてピーキーな能力!
ロマンを感じずにはいられません。
異能かっけえ!!
とはいえスクライドは異能バトルをみたいという方からすると捻った異能バトルはないので物足りないかもしれません。
あくまでも熱い話がみたい人に物凄くおすすめの作品です。
登場人物も魅力に溢れている
みなまで語るとあれなので伏せますが、主人公以外の登場人物も熱いキャラクターばかりです。
僕が、たいそうに語らせてもらったあらすじを読んで頂ければどんな人間ドラマが展開されるのかだいたい予想できると思うのですが…、《インナー》への抑圧だったり。
《HOLY》とネイティブアルターの確執だったりと…、物語の肝はただの喧嘩であるという部分ですが、付随する要素も実は物凄く濃くて、これだけで1つ作品が作れるんじゃないかと思うほどです。
この作品気になったという方はぜひともご覧あれ。
まとめ
『スクライド』がプライムビデオに追加されたのを知った時、Amazonプライム会員でほんと良かった!! と思いました。
そして見返してみて気付く…、これ、やっぱ名作です!
最後まで読んで頂きありがとうございました。