おはようございます。オガサワラです。
マンガ夜話の「ワールドイズマイン」の回で漫画家、新井英樹さんの描くマンガの破壊力について語られていました。
話の内容は、背景の描き込みからも窺える新井英樹さんの日常を描く描写力。
その描写力でもってリアリティのある日常を思い切り描き、ぶち壊す。
これにより、おぞましいフィクションを描くことに成功している、という感じだったと思います。
なるほど。
リアリティがない日常をぶち壊すよりもリアリティのある日常をぶち壊した方が確かにインパクトがあります。
例えば、ハチャメチャなギャグマンガでバッタバッタ人が死んでいくより、生活感のあるマンガで、ある日、唐突に人が死ぬ方がショッキングですもんね。
非現実を描くために現実感が必要になるなんて、皮肉で面白いものです。
ところで。
リアリティといえばサメに食われるVRゲーム「オーシャンディセント」が凄いらしいです。
PSVRのソフトです。
VRなんかは、まさに非現実を描くために現実感を突き詰めた形ですよね。
没入感があるからサメに食われるだなんて体験型ゲームが楽しいわけで、その没入感を生み出す最大の要因が、いかにリアルであるかという部分だと思うので。
ああ、PSVR…。
体験はしてみたいのですが、そもそもPS4を持っていませんから迷いどころです。
PSVRってハードというか…、なんかもうPS4の周辺機器ですよね。