
こんばんは。オガサワラです。
公共の場所での喫煙を全面禁止する受動喫煙防止法案。これに伴い厚生労働省ではアルコール規制の声もあがっているのだそうです。
このアルコール規制の動き自体は世界的に拡がっており、日本も直ぐにとは言わずとも、徐々にアルコール規制が厳しくなっていくのは、ほぼ間違いはないでしょう。
ちなみに消費者に直接関係があるわけではありませんが、Googleアドセンスのポリシーでも以下の記載があります。
・アルコール飲料のオンライン販売。
・過度の飲酒、暴飲や飲み比べ競争を好ましい行為として描写するなど、無責任な飲酒の宣伝。
(引用:AdSense コンテンツ ポリシーの詳細)
つまりGoogleとしてもアルコールを取り扱ったコンテンツのことをあまりよろしく思っていない、と。
※ただし、直接販売するようなページや過度な飲酒を推奨するコンテンツがアウトなだけで、このビール美味しいからおすすめ!という記事を書くのは問題ないようです
差し当たり、日本でアルコールの税率が高まると、飲み屋などで飲み放題を見かけることもなくなるかも知れません。
ニコチンやアルコールなどは、身体的・精神的に中毒性が高いもので、今や世界的にハードドラッグに分類するべきだという流れもあるくらいですので、健全化という意味では正しい試みなのでしょう。
けれど、両手を挙げて受け入れることができるのかといえば、個人的には違います。
このまま世界が病的なまでに健全な方向に進んでいくことが恐ろしくもあり、不安です。
SF的な表現をすると、かつて僕達の思い描いたディストピアは、もう直ぐそこまで迫ってきているのかも知れません。
※ディストピア系のSF作品ではタバコやアルコール、性行為などが規制された世界が描かれることも少なくありません
健全で安全で理想的な世界は素晴らしいですが、酷くつまらないものに感じてしまうのも確か。(まったく贅沢な話ですが)
これから先の近未来はどうなるのやら…、なんて妄想させられるニュースでした。
最後まで読んで頂きありがとうございました。