こんばんは。オガサワラです。
漫画『進撃の巨人』28巻を読んだので感想とか書きます。
ネタバレを気にされる方はご注意ください。

- 作者: 諫山創
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2019/04/09
- メディア: コミック
- この商品を含むブログを見る
【ネタバレ系の感想記事一覧】
28巻をネタバレありでざっくりまとめる

【出典:進撃の巨人】
27巻で察しではありましたが…、

【出典:進撃の巨人】
エレンの拗らせが深刻なことが判明。
で、ジークの目的だったり過去だったりも明らかになります。
さて、肝心のジークの目的なんですが…、どうやら彼はエルディアの安楽死を望んでいるようです。始祖の巨人の力を手に入れると全エルディア人の肉体を遺伝子レベルで作り変えることができるのだとか…、ジークとしてはエルディア人を子供を産めなくすれば今後エルディア人は誕生しないし巨人を継承することもなくゆっくりと滅んでいいんじゃないでしょうか的なことを考えているみたいですね。

【出典:進撃の巨人】
このあたりの経緯はジークの回想で明らかになります。
読んでて辛くなるくらい陰鬱で救いのない巻でしたが、これこそが正に『進撃の巨人』の真骨頂という感じではあります。連載をリアルタイムで追っている方は先の展開を知ってるのでしょうけれど…、正直、この先が気になって仕方がないです。
この先の展開の予想とか
結局、巨人の力が何なのかというのは、兵器として転用されてきたこと意外は、いまいち分かりませんが、エルディア人にとっては生まれた時から背負わされている原罪だったり業だったり、そんな風なものなのかな。少なくともジークにとっては決してポジティブなものではないみたいですね。
このジークの目的が明らかになって情熱大陸で発表された最後のページに動繋がるのかが見えました。
恐らく最後のコマで登場した赤ん坊は巨人の力を失い呪縛から解放されたエルディアということになりそうですよね。
となると、ジークの思惑とは別の形で物語は終息することになるわけですが、まあエレンの目的とジークの目的は元よりズレているのでしょう。エルディア人を呪縛から解放し自由にしたいという方向性は同じでも子供を産めなくすれば良いというのがジークの発想ですが、エレンは巨人の力そのものを消し去ることができたら良いと考えているんじゃないかなと。
とにもかくにも、この先の展開が楽しみです。29巻は2019年8月9日発売予定とのことです。