こんばんは。オガサワラです。
ところで、 皆さんモブって言葉をご存知でしょうか?
モブとは、物語での脇役を指す言葉なのですが、最近では、目立たない、いわゆる影の薄い人に対する蔑称として使われることも多く耳馴染みもあるのではないでしょうか。
ちなみにピクシブ百科事典によると、
モブ(英:mob)とは、「群衆」「群れ」「暴徒」「十把一絡げ」などを意味する英単語である。
また、アニメや漫画では人が沢山いるシーンを「モブシーン」と呼び、群衆状態になったキャラを「モブキャラクター」と呼ぶ。【出典:ピクシブ百科事典】
十把一絡げとは?
まあ、それはさて置き、漫画『 モブ子の恋』、本作の主役はモブ。主役がモブとはなんという矛盾。まあ正確にはモブ気質な女の子が主役という感じなんですけどね。
そんなこんなで、今回は 漫画『モブ子の恋』の感想とか書きたいと思います。
ネタばれなど気にされる方はこの記事を記憶から抹消してください。

- 作者: 田村茜
- 出版社/メーカー: ノース・スターズ・ピクチャーズ
- 発売日: 2017/10/20
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログ (1件) を見る
【いろんな漫画の感想記事を書いてるよ】
ざっくりあらすじと概要

【出典:モブ子の恋】
本作は、どこにでもいる自己主張の苦手な女子のバイト先でのよくありがちな恋の話です。
所謂、モブ気質な女の子のあるあるエピソードを踏まえつつ、ゆったりしたペースで恋を描いていく。地味だけれど、染みるものがあり、応援したくなってしまう。そんな話です。
ジャンルは、いわゆるラブコメなのですが、珍しいのが、主観が男女入れ替わります。そのために、恋に気付いた互いの心情がとても丁寧に描かれていて控えめにいって最高です。
いうなれば、かくれんぼの鬼と逃げ役を俯瞰してるみたいな。誰がどこに隠れてるかも鬼がどこにいまいるかも俺には見えてるけど、なにか?的な。
うん、分かり辛い!!
まあそんな漫画 !!!
最高!!
ざっくり感想
上記にもありますが、心理描写が本当に丁寧で、迷いながらも告白に至るまでの心の動きが良い!
友達としての関係を壊したくないけれど、気持ちを伝えずに、この関係が終わってしまうことを想像すると、苦しくて仕方ない、そんな2人が告白しようと決心するところは胸が熱くなりますし、いざ、告白した時なんて、もう、目頭が熱くなりました。
告白までじっくり描かれた恋心、2回目になりますが、控えめにいって、
最高!
告白後、付き合い始めてから不器用ながら少しずつ距離を詰めていく2人、いや、マジで、
最高かよ!
そんな感じで控え目にいって全人類に読んでもらいたい作品ですね。
読んで!
ちなみに十把一絡げってのは、
じっぱひとからげ【十把一絡げ】 いろいろなものを雑然とひとまとめにすること。 一つ一つ取り上げるほどのことはないとして、まとめて扱うこと。
【出典:ピクシブ百科事典】
なんだってさ!