おはようございます。オガサワラです。
先日、漫画『ベルセルク』の39巻が発売されました。
38巻が発売してから約1年、前回の37巻から38巻までに3年も間がありましたので今回は早い(のか?)!
という訳でさっそく漫画『ベルセルク』39巻を読みましたので感想を書きます。
例によってネタバレありなので、気にされる方はご注意ください。
「ベルセルク」39巻のネタバレありの感想

【出典:ベルセルク 39巻】
遂に妖精島に上陸したガッツ一行。
道中魔導師達にウィッカーマンをけしかけられたりするもののなんとか魔導師の里に到着します。
こうしてみると、パーティー増えたなー、というのが第一印象ですね。
とはいえ、仲間の存在自体が不穏な展開を予感させる伏線なのではないかという考察もあるので、信頼できる仲間ができて良かったねとは素直には思えません。
さらに妖精島で出会った大導師もガッツの持つベヘリットについて不穏な言葉を放ちます。

【出典:ベルセルク 39巻】
このようなどこか不安感を煽るところが本作の魅力でもあると個人的には感じています。(悪趣味ですが、どこか鬱展開を望んでいる自分がいる)
しかし、不安にさせられる箇所もあるものの39巻は全体的には穏やかな雰囲気。
舞台がパックの故郷ということもあり彼が前面に出ていることでギャグ色も強めです。
妖精王の花吹雪く王も思ってたんと違う家庭的な方ですが、そのギャップも面白いし、まあパックの国の長だしなと、妙に納得してしまいました。
さて、ガッツ達が妖精の国までやってきた本題のキャスカの精神を回復させること。
花吹雪く王曰く、夢の回廊を使えば可能とのこと。
と、そんなこんなで、キャスカの夢の中へとシールケとファルネーゼが入り込みます。
この時、シールケとファルネーゼの夢の世界も描かれるのですが、これも各々のキャラクターが前面に出ており、どこか病的で面白かったです。

【出典:ベルセルク 39巻】
なんやかしあり、キャスカの夢の中へと入り込んだシールケとファルネーゼは、壊れたキャスカの精神を回復させるために、キャスカの記憶を追体験していきます。
39巻で描かれるのは、ここまで。
キャスカの記憶を追体験していくということは、もちろん蝕も、というかこの体験こそキャスカの精神が壊れた元凶なので、否応なしに描かれることになるのでしょうけれど…、40巻で描かれるのかどうか…次巻を楽しみに待ちたいと思います。
まとめ
というわけで今回は漫画『ベルセルク』39巻の感想記事でした。
今月は『ハンターハンター』の新刊も発売するし、『ベルセルク』と同じく『ハンターハンター』も大好きな僕からするともう「生きてて良かった」という感じ。
しかし、考えてみるとこんなに長いこと付き合っている漫画も中々ありません。
『ベルセルク』の連載が開始されたのが1989年だそうです。連載開始時から読んでいるわけではありませんがだいたい20年間は作品を追い続けていると思います。
『ハンターハンター』は1998年の連載開始。こちらに関しては連載開始時から追っているので、19年ほど…、単純にとんでもねえ。
まあでもこれだけ長い期間付き合える作品に出会えたということは幸せなことなのかも知れません。

最後まで読んで頂きありがとうございました。