(2016/08/29 記事を更新しました)
どうもオガサワラです。
僕が大好きなマンガ作品の中から面白いけど癖が強過ぎてオススメができる人を選ぶようなマンガを紹介します。
今回紹介したマンガの中に1つでも好きな作品がある人は勝手に同志と認定させて頂きます。コメントなりしてくれると逆立ちするほど嬉しいです。
シグルイ(山口貴由)
「衛府の七忍」により山口貴由熱の高まっている僕にとってホットな作品です。グロいの苦手な人は絶対に読まない方がいい。あと、こういう絵柄が嫌いな人も読まない方がいい。そういう作品です。
「駿河城御前試合」という時代小説の「無明逆流れ」が原作です。
あらすじは、盲目で足の不自由な剣士と隻腕の剣士が命を賭けて御前試合をするのですが、そこに至るまでに一体何があったのかということであったりとか…鬱々しい内容で尚且つグロいです。僕の大好きな漫画の1つです。
こちらの記事にシグルイのこと更に書いてるので、興味がある方はどうぞ。
loglog.hatenadiary.jp
ねじ式(つげ義春)
THE KING OF 不条理系
暗いのが嫌いな人は読まない方がいい。あとサイケなのが嫌いな人も読まない方がいい。
最初に読んだ時はさっぱり意味が分かりませんでした。今読んでもやっぱり良く分からないです。
浅野忠信さんが主演で実写映画にもなっています。これもみてみましたが、やっぱり全然よく分かりません。
でも、分からないからこそ良いということもあるのではないでしょうか。
文庫に収録されてる「無能の人」もオススメです。ちなみにこちらも竹中直人さんが主演で実写映画化しています。ちなみに、僕は予告をみてあんまりみたいとは思えなかったのでみていません。
ぢるぢる日記(ねこぢる)
グロいです。ほのぼのとグロい。そして暗い。
そして何よりもサイケです。
グロくて暗くてサイケなの苦手な人は読まない方がいい。
「ねこぢる」のアニメもあるのですが、こちらも凄く面白いです。ねこぢるが好きな人には是非ともみてほしい。
あと、余談になりますが、ねこぢるさんの夫は「四丁目の夕日」で有名な山野一さんです。
ただねこぢるさんは残念ながら既に他界されています。
ウルトラヘヴン(小池桂一)
ペーパードラッグ。サイケデリックコミック、又はアシッドコミックともいわれるドラッグ漫画。
サイケな作品が苦手な人は絶対に読まない方がいい。
僕は「トレインスポッティング」や「エンター・ザ・ボイド」の様なドラッグをテーマとしたサイケデリックな映画が好きなのですが、このマンガはそういう人には間違いなくオススメです。
栞と紙魚子(諸星大二郎)
今回紹介する作品で一番POPかも…、諸星大二郎さんの作品は全作品読んだ訳ではないですがハズレがありません。
この「栞と紙魚子」というのはタイトルにもなっている栞と紙魚子という少女が怪奇現象に巻き込まれたりなんだするというオカルトマンガです。
しかもこれ実は少女マンガなんです。諸星大二郎さんが少女マンガ?意外ですが、これがシリーズもたくさん出ていてドラマ化もしていたりするヒット作です。
余談になりますが、「うる星やつら」の諸星あたるというキャラクターは原作の高橋留美子さんが諸星大二郎さんの大ファンだったことから"諸星"と名前を拝借させて頂いたそうです。ジブリの宮﨑駿さんも諸星大二郎さんの大ファンでナウシカのマンガは本当は諸星大二郎さんに描いて貰いたかったと発言しているのだとか…。
この様に各界のクリエイターに与えた影響がハンパではない凄いマンガ家さんです。
まとめ
今回は僕の好きなマンガから厳選して声を大にしてオススメできないような作品を集めてみました。
どうでしょうか?グロかったりサイケ過ぎたり、オカルティックだったりして引かれてしまいそうな作品群ではないでしょうか。最高のラインナップだと個人的には思います。
1つでも好きな作品はありましたか?ネットの海は広大なのできっと趣味の合う人が僕のブログにいつか流れ着いてきてくれるのではないかと…、強く…、信じています。