こんばんは。オガサワラです。
珍しくホラー漫画の記事を書きたいと思います。
ネタバレありで感想を書くので気にされる方はご注意ください。特にこの漫画はサスペンスの要素も含んでいるのでネタバレはきついかもしれません。
ネタバレありとはいっても物語の肝になっている部分は伏せて、出来る限り作品の魅力を損なわないように感想を述べたいと思います。
ものがたりのあらすじ

かつてクラスのアイドルだった切子が自殺。
事件はそんな切子の17回忌で起こります。
かつて中学生だったクラスメイトたちも17年経ちそれぞれに成長し、それぞれの生活を営んでいましたが、ある日、同窓会の案内状が届きます。
会場は当時自分達が学生時代を過ごした3年1組、日程は切子の17回忌。
まあ普通ならこんな同窓会は怖すぎるので参加しないところなのですが、各々に思うところあり参加することになるわけですが。
再開を喜びあったのも束の間、そこには制服姿の切子が…。
何やら様子がおかしいと思っている内に、先ず1人目の犠牲者が…。

人が1人死んだのですからこうしてはいられないと学校から脱出しようとするのですが…、学校から人里までの唯一の道が土砂崩れで封鎖されてしまい逃げ場なしの状態に追い込まれてしまいます。
というのが物語の導入。
ここまでは良くあるホラー漫画のテンプレ的な展開なのですが…、この漫画とにかくオチが悲惨です。
疑心、そしてパニック状態へ

切子が呪い殺すために自分達はここに呼び寄せられたのだとパニック状態に陥る面々。
案内状を送ってきた"K"とは本当に切子のことなのか…、そして、切子の自殺の真相について何も思い出せない主人公とは違い他のメンバーは切子の自殺について心当たりがあるようです。
そしてそうこうしている内に切子…、現る。

こわっ!!
え…なにこれ…、怖すぎじゃない…?
このビジュアルとんでもなく怖いです…。
小学生とかの時にこの漫画読んでたら絶対に夢に出てくるレベル。
そしてここで明かされる"K"の正体とその思惑…、さらにその誤算。
まあとんでもない出オチ感があるのですが…、詳細は本編にてお確かめください。
物語は切子の自殺の真相へと
さて"K"の正体も分かり…、物語は切子の自殺の真相へと…。
タイムカプセルを掘り起こすことで切子の自殺の真相を解き明かそうとする主人公…、いざ、タイムカプセルを掘り起こしてみるとそこにはとんでもない真実が隠されていたのです。
主人公は自ら封印していたと思われる記憶の扉を開きすべてを思い出すのですが…、これがまた救いのない話。
そして何やかんやあって生き残った主人公。
ですが…ラストもラストすっきりしないもので…、このあたりがまた日本のホラー作品的な部分ですね。
なんていうか、じめっとしてる。
まとめ
漫画『切子』1巻だけでさくっと読めますので気になる方はぜひに。
ちなみにホラー漫画が物凄く好きという人以外にはおすすめしません。
僕はそんなにホラー漫画好きじゃない(おい)のですが…、切子の広告がやたら表示されていて続きが気になって買っちゃった口です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。