こんばんは。オガサワラです。
先日、アニメ『亜人ちゃんは語りたい』をAmazonプライムビデオで視聴したので感想とか書きます。
あらすじとか感想とか
亜人(デミヒューマン)が普通に存在する世界での生物教師、高橋 鉄男とそのまわりのデミヒューマン達のドタバタ学園コメディ。
なのですが、学園ドラマとしての完成度が高くデミヒューマン特有の悩みと青春特有の悩みに真摯に向き合う姿勢には胸を打たれるものがありました。
天然のたらしという高橋先生がデミヒューマン達をコロッと落としていく訳ですが同性からみても嫌味がなく、ああこれは惚れますわ、と思わされる良キャラです。
にしても、ただの学園コメディと思って視聴すると予想外に深い話。
デミヒューマンは突然変異によって生じることが多いという設定によりデミヒューマンの家族は人間であることが多く、それによりデミヒューマン特有の悩みは、ある種の社会的ハンディキャップの暗喩とも捉えることができ、
デミヒューマンであることに悩むもの、
デミヒューマンを家族に持つものの苦悩なども、
デミヒューマンを個性として認めようと相互理解に努める前向きな姿勢で描かれており1話冒頭のデミヒューマンは今や個性として認められているという言葉に作品のテーマが集約されていると感じました。
亜人(デミ)ちゃん達がキャラ立ちしている
社会生活を営むにはまわりの理解と社会的な援助が必要であるデミヒューマン達の日常という風な見方をするとなんだか重そうなんですが、そんなことはなく、とても軽快なコメディです。
それもこれも悩みを抱えながらも明るく前向きに学園生活を営んでいる亜人(デミ)ちゃん達がキャラ立ちしているからだと思います。
物語の主要メンバーは、
高橋 鉄男(人間)
大学では亜人の研究をしていたという天然たらしの生物学教師。
小鳥遊 ひかり(バンパイア)
バンパイアの女の子。人間の妹がいて仲が良い。どう考えても高橋先生のことが好き。
町 京子(デュラハン)
デュラハンの女の子。頭と胴体が常に分離していて体の方の首からは蒼い炎(触っても熱くないらしい)が出ている。高橋先生のことが好きだと明言している。
日下部 雪(雪女)
雪女の女の子。自分の雪女としての性質をコンプレックに感じている。たぶん高橋先生のことが好き。
佐藤 早紀絵(サキュバス)
サキュバスの数学教師。異星を催淫してしまわないように意図的に女子力を下げている。高橋先生のことが好きだと作中で明言されている。
小鳥遊 ひまり(人間)
ひかりの妹で人間の女の子。ごく普通の子。髪を染めているのは姉が家族の中で浮かないようにという気遣いからのよう。姉の心配から高橋先生に対して疑心暗鬼。
が主な主要メンバーなのですが…、お分かり頂けただろうか…?
今のところ小鳥遊 ひまり以外はだいたい高橋 鉄男に惚れている。いやいやいや!!とも思うのですが、ほんと嫌味のないキャラなんですよね。
それでいて、あ~こんな先生いたわ!というあるあるな先生っぽさもある。
まとめ
というわけで今回は『亜人ちゃんは語りたい』を視聴したので、その感想を書きました。
今のところAmazonプライムビデオで6話まで配信されているので興味のある方はぜひ視聴してみてください。