こんばんは。オガサワラです。
映画『ブレードランナー2049』を観てきましたので感想を。
なんやかんやで映画人の評価が高いブレードランナーですが、単刀直入に感想を述べるなら…
尺長っが…
あと、これ前作知らない人はぜんぜん楽しめないんじゃないかな…
の二言に尽きる。
2時間 44分はやり過ぎでは…だがおもしろい!!
お手軽なコンテンツに慣れた現代人からすると、もうね、流石に2時間 44分、長いですよ。
2分割してほしい…。
とはいえストーリーは最高でした。
未視聴の方でも楽しんでみれるようにできる限りネタバレしないように書きますと…
この話の主人公はKというレプリカントでして、彼はレプリカントを狩るレプリカント、いわゆるブレードランナーな訳です。
そんな彼が、ある日、いつものごとくレプリカントを始末すると、そのレプリカントが所有していた敷地から大変なものが発見されてしまう…
それはなんとレプリカントによる出産の形跡。
これは人類にとっては脅威であり人類に虐げられるレプリカントにとっては希望です。
というのも人造物でしかなかったレプリカントが自己繁殖可能ともなれば、これはもう人と何が違うのが、意思を持ち尊重されるべき一生命として認めざるを得ないことになっちゃうわけです。
とまあ前作でも人とレプリカントの境界線というのは大きなテーマでしたが、今作でも継承されております。
で、まあなんやかんやライアン・ゴズリング演じるKが巻き込まれていっちゃうわけです。
ね、面白そうでしょう?
面白いので、続きは、ぜひ劇場で。
ただし、長い…。
あと、個人的には、ぜひ前作を観てからみてほしいです。
前作ファンなら最高!!
前作を知らない人はぜんぜん楽しめないんじゃないかなという印象を受けた僕ですが、逆にいうと前作ファンからすると最高です。
ちなみに僕は事前に、オリジナル、ディレクターズカット、ファイナルカット、と3つのバージョンを全て予習しておきました。
その上で、前作の主人公とヒロインの登場はかなり昂ったのですが…
前作を知らん人からしたら良くわからんおっさんがもったいぶって登場した、というだけに過ぎないのではないだろうか…。
前作の主人公であるデッカード(演じるは前作と同じくハリソン・フォード)が登場すると予告はされていましたが、本編での登場シーンはかなりもったいぶったあとにデッカード登場と相成るわけで、この際の昂りが前作視聴済みか未視聴かでかなり分かれるのではないだろうか、と。
オープニング映像も前作のブレードランナーを再現した街並みだったり…、ところどころに作品愛が散りばめられているのですが、言わずもがな未視聴者には伝わる筈もありませんよね。
という訳で劇場に足を運ぶ前に…、Huluならブレードランナー3バージョン無料期間を利用して視聴できますよ~。
他にも、こんな作品を視聴してからだと良いかもね
主にAmazonプライムビデオ、及びAmazonビデオで視聴できるものから5つほど…
2001年宇宙の旅
まあ言わずもがなSF映画といえば外せない名作。
宇宙船ディスカバリー号に搭載された人工知能HAL 9000が意思を持ち死を恐れ、自分を停止させようとした乗員を排除しようとする様は、かなり怖いです。
エクス・マキナ
人工知能HAL 9000に通ずるものがあるのですが…、エクス・マキナに登場するエヴァ(AVA)もかなり怖い。
エヴァ(AVA)もHAL 9000と同じく死を恐れ人の手ではコントロールできなくなっていきます。
GHOST IN THE SHELL
こちらもやはり人間の意思とAIの違いってなんだろうかと考えさせられる作品。
Amazonビデオで『GHOST IN THE SHELL(レンタル版)』を視聴する。
まとめ
はい、というわけで今回は映画『ブレードランナー2049』を観る前に前作みた方がいいのかなーと悩んでいる人は、みた方がいいよ! という記事でした。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
良き映画ライフを~。