こんばんは。オガサワラです。
来る10月27日に名作SF映画『ブレードランナー 』の続編である『ブレードランナー 2049』が公開されます。
映画の公開に先立って動画配信サービスHuluにて『ブレードランナー』が独占配信されるとのこと。
配信されるのは、オリジナル版、ディレクターズカット最終版、ファイナル・カット版の3つのバージョン。
という訳で、今回は『ブレードランナー 2049』に向けて予習しておくために『ブレードランナー 』のことをあれやこれや書きます。
ちなみにHuluは2週間無料期間があるので活用すると無料で視聴できますよ~。
物語のあらすじ

【出典:ブレードランナーよりハリソン・フォード演じるデッカード】
遺伝子工学によりレプリカントという人造人間が開発されるが製造から数年経つと感情が芽生え人間に従わなくなるという問題が多発。
そこでレプリカントを開発したタイレル社はレプリカントに4年の寿命という安全装置を組み込む。
ところが人間社会に紛れ込もうとするレプリカントが後を絶たないので、レプリカントを狩る仕事ブレードランナーが生まれる。
本作の主人公デッカードは、そんなブレードランナーの1人で、タイレル社から脱走したレプリカント破壊の任を負う事となる。
ざっくりとあらすじはこんな感じ。
本作の舞台設定が2019年なので、作中の世界では2017年には既にレプリカントが誕生しているわけですが、現実世界の現代ではAIが仕事を奪うやらAIが戦争を引き起こすやら論議されていて、ブレードランナーの世界と鑑みると、中々に面白いです。
サイバーパンクが堪能できる

【出典:ブレードランナー】
映画『ブレードランナー』といえばサイバーパンクの源流とよくいわれます。
そもそもサイバーパンクの定義が曖昧ではありますが、個人的にはテーマよりも映像の方が要素として重要だったりします。
例えば、
こんな感じのギラギラした街なんか出てくるとサイバーパンクだと感じます。
これはもうどこからどこまでが青色でどこからどこまでが紺色だと感じるかくらい曖昧な話なのですが、
- 未来世紀ブラジル
- フィフス・エレメント
- アキラ
- 攻殻機動隊
はサイバーパンクだと感じますが、マトリックスやターミネーターはテーマ性は置いておいてサイバーパンクだと感じない。
でもアニマトリックスはサイバーパンクだと思う。
こんな感じです。(分かり辛い…)
とにもかくにも本作『ブレードランナー』は僕の中のサイバーパンクに対するイメージど真ん中なのです。
というわけで思う存分サイバーパンクを堪能できる作品として本作をおすすめしたい。
ブラックアウト2022
YouTubeでは、『カウボーイビバップ』『アニマトリックス』『サムライチャンプルー』などの代表作を持つ渡辺信一郎監督の描く『ブレードランナー 2049』前日譚である『ブラックアウト2022』が公開される予定です。
9月26日午後8時49分からソニー・ピクチャーズの公式Youtubeチャンネルで公開されるということなので映画を視聴しようと考えている人は必見です。
原作も名作
『ブレードランナー』の原作といえばフィリップ・K・ディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』。
『ブレードランナー2049』の公開までまだ1ヵ月ほどあるので余裕があればこちらもぜひ。
ちなみにですが小説版って実はフィリップ・K・ディック版ではない続編がありまして…、
『ブレードランナー2レプリカントの墓標』
『ブレードランナー3レプリカントの夜』
というタイトルで出版されています。
映画『ブレードランナー』の大ヒットに乗じた感がぷんぷんしますが、『ブレードランナー2049』の原作は『ブレードランナー2レプリカントの墓標』ではないので『ブレードランナー2049』のために読む必要は特にないと思います。(僕自身上記の2作品は未読です)
『ブレードランナー』をさらに深く掘りたいという人は読んでみてもいいのではないでしょうか。
まとめ
というわけで今回は続編公開が間近の映画『ブレードランナー』についてあれやこれや書いてみました。
最後まで読んで頂きありがとうございました。