こんばんは。オガサワラです。
昨年、話題になったTwitterの身売り失敗ですが、GoogleがTwitterの開発者プラットフォームである『Fabric』を買収するそうです。
現在『Fabric』の公式ページの上部には、このようなアナウンスが…

Googleが『Fabric』を買収すること、買収に伴い使用条件の変更などがあるということをアナウンスしています。
さらにTwitterはeコマース事業からどうやら手を引くようです。
買い物をするためにTwitterにアクセスするユーザーはいないことも判明した
引用:Twitter、「Buy」ボタンを廃止へ--eコマースへの取り組みに終止符
自分がTwitterを利用する時のことを考えると、確かに買い物をしようと思ってログインをすることは、いっさいありません。
それを考えるとeコマース事業とはそもそも相性が悪いのでしょう。
現在のTwitterは、eコマースへのリソースをFacebookのようなダイナミック広告に向けているみたいで、そちらの方が商品取引はより活発になっているそうです。
Twitterといえば、何かしらのプラットフォームというよりSNSとしての役割の方が大きいイメージなので、Facebookのようなマネタイズがハマるのも頷けます。
そもそも何かしらのプラットフォームという風にTwitter上で扱われる商品カテゴリーを使う側である僕達が明確にイメージできない時点でなんだかふわっとしたeコマース事業です。Twitter側には明確なビジョンがあるのでしょうけれど。
eコマースの最大手といえば世界的企業でいえばAmazon、日本では楽天、さいきんではZOZOTOWNも飛ぶ鳥を落とす勢いです。
Amazonや楽天くらいはっきりとeコマースというイメージがあり尚且つここまで知名度があれば事業展開もしやすいのでしょうけれど…、商品ありきのユーザー間のコミュニケーションがなくてはeコマースは展開し辛いように思います。
個人的なイメージですが、Twitterの場合はコミュニケーションの間に商品を突っ込もうとして失敗したように感じます。
例えばZOZOTOWNのように洋服という商品がある中で生まれるコミュニケーションなら良いのでしょうけれど…、
Twitterのやり方は、自然発生的に生じたコミュニケーションの中に商品をぶっこんだら売れるんじゃないか?
というイメージ。
確かに、売れるんじゃないかなと個人的にも思えるのですが、実際は売れないのですね。
結果はどうあれ、これはある意味、興味深い実験だったのではないかと感じます。
今後Twitterがどのような形で展開していくのか今後も注目していきたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。