どもども。オガサワラです。
漫画『ミザントロープな彼女』な彼女が面白いです。
ちなみに、ミザントロープというのはフランス語で人嫌いという意味らしいです。
ミザントロープな彼女 1巻
【あらすじ】
私は重い愛が苦手だ。
そして人間関係の適正距離がわからない。
<難攻不落の恋煩いぼっち>と<恋患いイケメンストーカー>のスラップスティック恋愛コメディー開幕!!
(出典:Amazon)
難攻不落の末代花実
主人公の末代花実(まつだい はなみ)は、ミザントロープです。

彼女は、人から大切にされることを極度に負担と感じるようで、告白されても好きなタイプは自分なんて二の次の人だとビシッと言い放ちます。
学校でも目だ立つ騒がず。
人の記憶に極力残らないように努め、高校の卒業後は「北へ向かう」と、失踪するための貯金をしているくらいです。

【出典:ミザントロープな彼女】
貯金が唯一の趣味
貯金が唯一の趣味である彼女のストレス発散法は、
「豚の貯金箱の腹をいっぱいにしてあげること」
いやあ、歪んでますな~。
でも、こういう歪んだ性格のヒロインってなぜか魅力的だったりします。

【出典:ミザントロープな彼女】
そして、そんな人間嫌いな彼女が、生粋のストーカー体質(でもイケメン)の小千谷藍(おじや らん)に好かれてしまったからさあ大変。

【出典:ミザントロープな彼女】
ここまでが話のだいたいの大筋です。
花実がいかにして人間嫌いになったのかという経緯など、今後深く掘り下げていくと人間ドラマとしても深みが出そう。
とにもかくにも人間嫌いとストーカー体質の対比がおもしろいです。
どちらも人との距離の取り方が苦手だから人間嫌いになったり、旗からみてるとストーカーにみえてしまったりするわけで。
この人との距離の取り方が苦手な2人がいかにして恋に落ちるのか今後の展開が楽しみです。
なによりこの漫画のシュールで少し闇を感じる台詞まわしが好みです。
ミザントロープな彼女 2巻
【あらすじ】
私が恋に落ちるなんてありえない。
なのにアイツは暴いてくる。
私の見つけてない私の気持ちを。
恋のヘタクソどもがくるくる踊る奇跡のラブコメディー第二幕!!
(出典:Amazon)
先日、漫画『ミザントロープな彼女』の2巻が発売されました。
感想はこの記事に追加する形でまとめます。
末代花実と小千谷藍の関係が進展!?
実がいかにして人間嫌いになったのかということが2巻では描かれます。
そして、徐々に意識しはじめる2人。
とまあ、難攻不落のミザントロープ末代花実が、遂に恋に落ちるのか!?と、かなり急展開でした。
うん、自分の心境の変化に戸惑う花実が良い。
やっぱり可愛いは正義!!
ミザントロープな彼女 3巻
物語も遂に完結。
前回で<難攻不落の恋煩いぼっち>末代花実が遂に陥落してしまい10代の若者のごくごく普通の恋物語になっちゃいましたが、

【出典:ミザントロープな彼女】
いわゆる典型的なツンデレキャラ末代花実のキャラ崩壊をギャグの領域まで昇華、この清々しいほどのキャラ崩壊は一周回って見事という他ありません。
まとめ
1巻から追ってきた『ミザントロープな彼女』、3巻で完結してしまいました。
最終巻では主人公が追われる側から追う側になったりと、どんでん返しもありつつ、楽しませて貰いました。
個人的におすすめのポイントは登場人物達のどこか斜に構えた皮肉っぽい台詞まわしです。このあたりが個人的にツボです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。