こんにちは。オガサワラです。
Prime Reading(プライム・リーディング)で漫画『謝男(シャーマン)』が3巻まで無料だったので読んでみました。
ちなみにPrime ReadingとはAmazonプライム会員向けの特典の1つでPrime Reading対象の本・雑誌・漫画が読み放題になるというサービスです。月額980円で提供されいる本・雑誌・漫画読み放題サービスKindle Unlimitedの簡易版という感じです。
というわけでAmazonプライム会員の方はぜひぜひ読んでみてください。
土下座漫画?土下座性の違い?

【出典:謝男(シャーマン)】
第1話「居心地のよさ」というタイトルだけで既にパンチがありますが…、この漫画を語る前に先ず前身として漫画『どげせん』のことを語らなくてはなりません。
本作『謝男』の作者である板垣恵介さんが企画しRINさんが板垣が企画し、RINさんが作・画を担当した漫画が『どげせん』なのですが、こちらが土下座をテーマにした漫画の先駆けです。
で、漫画『どげせん』の連載が続く内に板垣恵介さんとRINさんの土下座に対する向き合い方の違い、いわゆる土下座性の違いから『どげせん』は板垣恵介の『謝男』とRINの『どげせんR』へと分離したというのが『謝男』誕生までの経緯です。
というわけで『謝男』は板垣恵介さんの土下座観がぱんぱんに詰まった漫画なのです。
新任教師、拝 一穴(おがみ いっけつ)が土下座し倒す
この漫画の内容を要約するなら主人公である拝 一穴が新任教師として悩み多き学生達のトラブルやコンプレックスなりを土下座ひとつで強引になんとかしてしまうというお話です。

【出典:謝男(シャーマン)】
土下座とは祈りである

【出典:謝男(シャーマン)】

【出典:謝男(シャーマン)】
日々認められることなく頑張ってきたJKが土下座によって承認欲求を満たされて浮遊感を味わうという大筋で浮いているのは比喩、ぶっ飛んでる感じはありますが、まあここまではわかります。
日々認められることなく頑張ってきたJKが土下座によって承認欲求を満たされて浮遊感を味わうという大筋で浮いているのは比喩、まあここまではわかります。
作中でも語られているのですが板垣恵介さんにとって土下座とは祈りなのでしょう。
そして『謝男(シャーマン)』という漫画のタイトルからも伺えますが儀式でもあるのでしょう。
複雑怪奇な男社会

【出典:謝男(シャーマン)】

【出典:謝男(シャーマン)】

【出典:謝男(シャーマン)】
そして少年は捨て台詞を吐いて去っていくのだけれど、その雰囲気はなんだか救われたようですらある。
なんと強引なロジックだろうと思うけれど…、なんとなく分かる気がしてしまうのが怖い。
さらに授業中に失禁してしまった生徒に教室がざわついていると自身も失禁してみせたりと、やらんとしている男像はなんとなく伝わってくるもののパンチあり過ぎて、読者はもうパンチドランカー状態です。
まとめ
というわけで今回は漫画『謝男(シャーマン)』のことを記事にしてみました。少しでも気になった方はぜひぜひ読んでみてください。強引な説得力を持つ漫画が好きなら人ならきっと気に入るんじゃないかなと思います。
