こんばんは。オガサワラです。
みなさんゲーム音楽って好きですか?
僕は自身がゲーム好きなのと音楽好きなのが相まってゲーム音楽が大好きです。
というわけで個人的な趣味全開でゲーム音楽の魅力について記事にしてみようかなと、そういうコンセプトでございます。
今回は超進化編ということでゲーム音楽の技術的な進化の視点からみていきましょう。
ゲーム音楽の進化の歴史
古~い、ゲーム音楽を聴いて貰うと分かると思うのですが昔のゲーム音楽というのはシンセサイザーで制作されています。
PCなども同じなのですがゲームハードの中にはサウンドカードというものが搭載されていて、そのサウンドカードを介して音声信号を出力されます。
で、古~い、ゲーム音楽の時代の音源をFM音源といいます。
生楽器の音から声や効果音まで
PCM音源によりゲーム音楽は超絶進化を遂げます。
録音した音を扱える様になったのですから、音楽だけではなく、ゲーム中に声を入れることも出来るし、風の音や扉を開け閉めする音を自由自在に扱えるようになります。
実際に録音した声や風の音、扉を開け閉めする音をゲームに組み込める様になったのです。
ゲーム音楽に技術的制約がなくなり、これまでの様な同時発音数に縛られることなくオーケストレーションも可能だし、ボーカル入りの曲を挿入歌として起用することも可能となります。
これにより、リッチな音色のゲーム音楽がどんどん増えていきます。
反対に生音の再現性が低いFM音源の需要はなくなっていきます。
見直される8ビットの魅力
今やゲーム音楽と音楽に技術的な境界線がなくなり、ゲーム音楽とは単にゲーム中に用いられる劇半というだけでしかなくなりかけた時、まだ技術的制約があった頃のゲーム音楽が見直され始めます。
そして8ビット音源、つまりFM音源を用いて作られたビットチューンという音楽が誕生しました。
FM音源の音色的な面白さが着目されFM音源がサンプリングされ始めたというわけです。
中にはサンプリングだけではなくゲームボーイなどの実機をアナログシンセサイザーのような音楽機材として扱うアーティストもいたりして…。