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【衝撃の展開】漫画『進撃の巨人』26巻を読んだ感想

こんにちは。オガサワラです。

物語もだんだんと複雑になってきたので、ここらで一気に読み返したりすると面白い。ちなみにアニメの方もシーズン3が放映中なので話の流れを確認するにはちょうど良さそうですね。

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さて、漫画『進撃の巨人』26巻を読みましたので感想を書きたいと思います。

ネタバレなど気にされる方はご注意ください。

ここまでの流れをざっくりおさらいする

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【出典:進撃の巨人 25巻】

25巻でヴィリー・タイバーがマーレーに潜伏していたエレンによりド派手に暗殺され、物語は急転直下。マーレー軍とエレンが巨人の力で応戦し、ミカサ、サシャ、ジャンが立体機動装置で戦います。

潜伏作戦と聞くと、ライナー、アニ、ベルトルトのパラディ島での潜伏作戦を想起させますが、どうにか生き残り故郷のマーレーに帰り平穏に暮らしていたライナーにとって、まさかやり返されるなんて思っていなかったでしょう。という訳で、精神的にかなりダメージを受けて自失状態となってしまいます。

ここまでが25巻までの流れ。

進撃の新生エルディア

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【出典:進撃の巨人 26巻】

26巻で、さらに苛烈を極める新生エルディアVSマーレー軍の戦いですが、戦槌の巨人とエレンこと進撃の巨人の戦いも終結。

アルミンが超大型巨人として戦ったりで、敵兵力をゴリゴリ削るのですが、その際のアルミンこと超大型巨人の表情がなんとも言えず…まるで敵に留めをさす際のブルース・リーの如しです。

さらに敵地のど真ん中で戦うという特攻作戦かと思いきやハンジさんが飛空艇で迎えにきて空から逃げるという展開…、つまりはパラディ島側、新生エルディアが快勝します。

とはいえ新生エルディア側もまったくの無傷というわけでもなく、今回の作戦の代償は大きいものでした。

平和というのがいかに多くの犠牲の上に成り立っているのかと考えさせられる展開ですね。

「もしかしたら別の道があったんじゃなかって…そればかり考えてしまう」というアルミンの言葉…、地ならしという圧倒的な巨人の力を盾に自由を勝ち取ろうとするエレン。

やや暴走気味のエレンと、それについていけなくなってきているアルミン…、27巻は新生エルディア内部でもひと悶着ありそうな雰囲気で26巻は終了。

感想とまとめ


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【出典:進撃の巨人 26巻】

『進撃の巨人』という物語を単純化して考えると敵にも敵の事情があるよねってことで、いわゆるアンチ勧善懲悪の構造をしています。

そして、そのアンチ勧善懲悪を象徴している要素なのですが、巨人に対する印象が序盤、中盤、後半でまったく違うという点が挙げられます。

『進撃の巨人』に置いて巨人は、物語の中核(タイトルにも巨人とあるくらいなので)、その巨人の印象が変わるというのは、物語の軸が横だと思っていたら、実は縦でした、はたまたその線は奥行きで実は3次元でした的な驚きがあります。

例えば、物語前半の「駆逐してやる」というエレンの台詞はシンプルにエレンの人物像を象徴しており、キャラの性質を表した決め台詞ですが、後半の話の流れを知ってからだと、エレンの「駆逐してやる」の印象がまったく違います。

例えば、物語の前半ならば読者に対して共感を促す小道具として使われているのに対して、後半ではエレンの少年性とでも言いますか、世界を知らぬ無知からくる言葉の様に感じてしまう訳です。

そして、少年だったエレンも成長し、26巻で見事に駆逐系男子の墓標を築きました。

作者はとんでもないサディストではなかろうかと感じます。

そんなこんなで、27巻は、2018年12月7日(金)発売予定ということなので新刊を楽しみ待ちたいと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました