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『山田孝之のカンヌ映画祭』11話は白石晃士作品の雰囲気を感じた

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こんばんは。オガサワラです。

『山田孝之のカンヌ映画祭』11話を視聴しましたので感想を。

例によってネタバレを含みますので気にされる方はご注意ください。

11話は観ていて居た堪れなくなる

『山田孝之のカンヌ映画祭』11話、映画作りということに限らず、今回のような険悪なムードを体験したことがある人間は少なくはないのではないかと思います。

学校、仕事、一生懸命に打ち込んでいる趣味。

大勢で何かを成そう、何かを作ろうという場面では往々にしてこのようなことが起こり得ます。

誰に感情移入するのかは当事者としてその場にどういう風に関わった経験があるかによるでしょう。

自分はこんなに真剣に一生懸命に考えているのに周りがついてきてくれない…、と感じたことがある人は山田孝之さんに感情移入するのではないでしょうか。

大きいことを成すためには士気が何よりも大事で場の雰囲気を悪くしないために上手く立ち回る必要があると認識している人の場合は山下監督に感情移入するのではないでしょうか。

そして主要人物達が揉めているのを傍観し、何がやりたいのかさっぱり分からなくて混乱した経験がある人は芦田愛菜さん、また現場のスタッフさんに感情移入したのではないでしょうか。

今回の11話。

観ていて居た堪れない気持ちになりましたが、登場人物各々が我々視聴者すべての代弁者となり得る恐ろしく面の広いテーマを上手いこと料理している回だと感じました。

最後はやり過ぎかなと…

あと…、最後のさちこの爆破。

実際どうかは知りませんが、白石晃士インスパイアを感じました。

白石晃士監督と言えば日本のモキュメンタリー/フェイクドキュメンタリー界の名匠です。

代表作『ノロイ』。

この映画は失踪したホラー関係のプロデューサーを追う話なのですが、この映画で失踪するホラープロデューサーのブログを実際に作り、失踪した日から更新を止めたりするなどのプロモーションが話題を呼びました。

で、考えてみると『山田孝之のカンヌ映画祭』って白石晃士監督の『バチアタリ暴力人間』や『オカルト』に雰囲気が似ているなと…、個人的に感じた次第です。

※ちなみに『ノロイ』がかなり怖いホラー作品なのに対して『バチアタリ暴力人間』や『オカルト』は、少しシュールなギャグよりの作品

やっぱ11話のさちこが爆発するシーン、どう考えてもやり過ぎ感がありますが、

でもまあ…、なんかはっきりモキュメンタリーな雰囲気(白石晃士作品的な)が出たので、視聴する側としては、いかに作品に向き合えば良いのか分かりやすくはなりましたね。

でも、どんな風にこの作品と向き合えば良いか分からないくらいのラインが好きだったので、個人的には残念な気もします。

まとめ

いよいよラストに向けて大きく動き出した『山田孝之のカンヌ映画祭』。

どんな風に締めるのか落しどころが気になります。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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