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映画『ミュージアム』の感想とラストシーンについて

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【出典:ミュージアム】

こんにちは。オガサワラです。

Amazonプライムビデオにて映画『ミュージアム』を視聴しましたので感想を。

ネタバレありの感想なので未視聴の方はご注意ください。

映画のあらすじ

小栗旬が演じる警視庁捜査一課一係巡査部長、いわゆる刑事である沢村久志が連続猟奇殺人事件を追っていく内に事件に巻き込まれていってしまう、そんなお話。

設定は、よくあるサスペンスという感じで、デヴィッド・フィンチャー監督の『セブン』を思わせます。

後半は監禁シーンなんかもあるので『SAW』。

映画の感想

スカッとしたい人にはまったくおすすめできない映画です。

スカッとしたくない人はみればいいと思うよ、というわけでスカッとしないついでに個人的に腑に落ちない部分の考察を下に綴りますので、視聴後に読んで頂けると幸いです。

スカッとしたくないのでAmazonプライムビデオで『ミュージアム』を視聴する。


これより先は、ぜひご視聴後にどうぞ。













ラストシーンの個人的解釈

この映画のラストシーンは事件から無事に生還し日常を取り戻した主人公が運動会で頑張る息子を応援するというなんとなくハッピーエンドな感じですが、最後の最後で息子がカエル男を彷彿とさせる仕草をします。

ただ首をかくという仕草、ラストの胸糞度が一気にあがりました。

何故カエル男は主人公の家族を殺さなかったのか

ここから先は個人的な考察なので、与太話として受け止めてくれると幸いです。あくまでこういう捉え方もあるということで。

映画を視聴していて、主人公が家族の死体を冷凍庫?で発見したシーンにアレ?と思った人は多いと思うんです。

主人公を監禁し食料を与え、実はその飯はあなたの家族でしたよ。

そんな胸糞展開になるのかな~と思いきや主人公にわざわざ発見させた死体はフェイクで思わせぶっただけ。

映画的にそこまでやると胸糞展開過ぎるだろう…、なんて大人の事情やらあったのかも知れませんが、普通に考えて、あれだけ猟奇殺人を犯してきた犯人がそういうことするだろうか、なんて考えちゃうわけです。

でもですね。

この映画で一番腑に落ちない部分だったカエル男が主人公に執着する理由の裏を考えた時に、なぜあんな思わせぶりな演出をしたのかも合点がいきました。

カエル男が主人公に執着する理由は劇中語られますが、正直「お、おう」くらいの感じでした。だったらただの気まぐれの方がまだ説得力があるよなー的な。

でもよくよく考えてみると、実はただ目に入っただけだったんじゃないだろうか。家族持ちの刑事がたまたま目に入っただけだったんじゃあないだろうか…。

カエル男が猟奇的な殺人衝動に目覚めてしまう理由が幼少期のトラウマ、かつて自身が幼少期に猟奇殺人により両親を殺された被害者であり殺人現場を目の当たりにしていたからでした。

これを考えると主人公に執着していたのではなく、その息子に執着していたと解釈した方がラストシーンに綺麗に繋がります。

最終的に自分の猟奇的な犯行を主人公の息子に刻み付けることができたら良かったのではないかと…、それが実はカエル男の思い描くラストだったので、実は最後の最後まで犯人の思惑通り。

と、考えた方が映画を楽しめます。