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マンガ「ダンジョン飯」3巻で再確認する作家「九井諒子」の魅力

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どうもオガサワラです。

発売してから少し経ちますが、「ダンジョン飯」3巻を読んだので遅れ馳せながら感想とか九井諒子さんの作品の魅力について書きます。

お約束をお約束で終わらせない九井諒子作品の魅力

王道RPGをいくつかプレイしたことがある人ならわかると思うのですが、RPGには"お約束"というものが存在します。

具体例を挙げると、プレイヤーキャラが死んでしまえば魔法やアイテムで蘇生することができたりパーティが全滅した場合は教会だったり宿屋だったり、セーブ地点から再スタートすることが出来るとか…、細かい"お約束"も挙げだすと切りがないほどです。

これら"お約束"には何故こうなのかという理由が存在せず、RPGというのはこういうものだから、という暗黙の了解として成り立っている場合が多いです。

このごくごくありきたりな"お約束"に「ダンジョン飯」では何故こうなのかという理由付けがなされています。

これまでのゲームやマンガの歴史を振り返ってみると、このお約束を否定したり破壊したりするようなメタ構造を持った作品は他にもありますが、九井諒子さんの場合は、否定や破壊ではなく、"お約束"に関して詳しいことは分からないけど、ざっくりと世界はこういう仕組みだから上手くまわっているんだという風にただのご都合主義的な副産物であった"お約束"を世界の理の1つとして昇華させることに成功していると思うんです。

これを僕達の世界で例えると、重力みたいなものです。詳しいことは分からないけど、重力というものがあるから地面に立つことができるんだと僕達は理解しています。

きっと、これと同じレベルで「ダンジョン飯」の登場人物達は"お約束"のことを捉えているんだろうな~と想像させられます。

九井諒子さんの作品は、この辺り、とても塩梅の良いリアリティで読んでいて心地よいです。

まだ九井諒子さんの作品を読んだことがない人へ

ダンジョン飯」、個人的にもの凄くオススメの作品なのですが、九井諒子さんの世界をとりあえず体験しておきたいという人には無料で読むことが出来るWEBマンガ「進学天使」がオススメです。
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他にも九井諒子さん関連の記事を貼っておくので参考にして頂けると逆立ちするほど嬉しいです。
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構造が面白いと感じる作品のこと書いた記事を幾つか

リライト

4部作全部じゃなくてもリライトだけでも読んでみてほしい。
あと、「リライト」読むなら先ず「時をかける少女」も読んでからの方が楽しいかなーと思います。
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All You Need Is Kill

All You Need Is Kill」は死にゲーの構造をマンガの世界に適用した作品みたいな感じのことを書いた記事です。
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山田孝之東京都北区赤羽

構造が面白いと言えばモキュメンタリー作品。
いや、ほんと度々で申し訳ないですが…、本当に好きなんです。「山田孝之東京都北区赤羽」。
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